uriuriuribousanのブログ

ただのオタクの記録

ある日突然A.B.C-Zという未知の惑星へ不時着した話

まさかTOPHAT神席体験の次に上げる記事がA.B.C-Z沼に落ちた話になるとは、一年前の自分は全く想像してなかった。


2019年9月、私はSexyZone王国へバカンスに向かっていた道中、LOVE BATTLEという隕石の衝突によって未知の惑星A.B.C-Zへと不時着した

はじめに


V6の沼に落っこちた時にこのジャニオタ人生何が起こるかわからん…!と思ってたけれども、今回はトップクラスに何が起こったかわからなかった。

そしてA.B.C-Zに狂わされた人間がここに確かにいる!ということをこのネットの海に残しておきたいと思ったので、とりとめのない文であっても書いておこうと思い立ちました。



A.B.C-Zへの認識

A.B.C-Zに対してはアクロバット特化グループ・ジャニーズの中でもちょっと地味・テレビであまり見かけないレアキャラ・バク転しまくる塚ちゃんと自担のモノマネをする河合くんがいる。という認識でした。
今は宇宙一のお星様だと思っています!ごめんなさい!


私より母親の方が知識があり、「歳の離れたセンターの子が入ってA.B.CからA.B.C-Zになった」「顔が綺麗だけど変わった子がいる」という基礎知識は母から教えてもらった。
確かA.B.C-Zがデビュー決まった時に母が「デビューできてよかったね〜」と言ってた記憶はあるし、Mステ初登場のざえびワンカメショーも朧げに見た記憶はあった程度のぼんやりした解像度でした。


Twitterでたまに回ってくるトンチキペンラ『マジカルラブスティック』やジョイポリスコラボの情報を見ては「A.B.C-Z界隈楽しそうだな〜」と思ってたのが2018年。

そしてリア友ジャニオタとA.B.C-Zのライブ円盤見てみたいね。と言っていたのが2019年の初冬。
その時のツイートを見返すと



お前受け身取る準備しとけよ


この時既にリア友からは五関様に複雑骨折させられるに1ペリカ賭けられていたので謹んで進呈させていただきます。


それから何やらかっこいい新曲をリリースしたらしい(Black Sugar)
舞台版「奇子」を五関様が主演するらしい(何故観に行かなかった)
という断片的な情報だけ拾いつつ、ゆるゆると嵐とV6のオタクをしていた。背後から隕石が迫っている事も知らずに……。


そして衝突

9月、SexyZoneのライブ円盤PAGESをリア友ジャニオタと鑑賞する事になった。
その前に…とみんなで持ち寄った嵐や関ジャニを一通り見終わった時にリア友が取り出したのが

『LOVE BATTLE TOUR 初回限定盤』

「メロディ先生のラブレッスンって何wwwww」
A.B.C-Zの曲ってデビュー曲しか知らないけど大丈夫かな?」
と言いながら再生を始めた。


「曲が良い」
「衣装も良い」
「顔も良い」
「距離感近いな?」
「えっ、まだ踊るの?」
「まだ踊るの??」
「止まって???」
「お願いだから止まってくれ!!!」


そんな事を言いながら見ていた。
セトリのテンポも良くて時々挟まるギャグ漫画日和的なトンチキに混乱しながらも、めちゃくちゃ面白かった。今まで見たこと無いタイプのエンタメだった。
あとやっぱりメンバー紹介曲はどのグループでもアガる。
そしてこの時やっとA.B.C-Zがアクロバットボーイズクラブの略称なのを知った。
この時には「この中だと五関様が好きかな」と言っていたけど、既にもう背後を取られていた気がする。


それから本題のセクゾちゃんのPAGESを鑑賞し、夜通しsexyを浴びた。
セクゾちゃんは世界を統べると思ってます!sexy令和!


泊まりがけ鑑賞会も終わり、睡眠時間3時間のまま帰路についた。
でも頭からメロディ先生やラブバトルの風景が頭から離れない。軽くこなされるアクロバット、突然のごせ子、謎の妖精の精メロディ先生と小メロディ……。

A.B.C-Zから繰り出されるネタの意味不明さに悶々としていた。


とりあえず帰り道にあるタワレコでVS5の初回Aを買った。メロディ先生が見たかったからこれを選んだ……んだと思う。多分この時点で脳みそがLOVEでイかれ始めてた。


次の日にはネットの海で見つけた冠番組ABChanZooの「クイズサバイバル」「五関を探せ」を見てバラエティでのポテンシャルの高さを知ってすぐさまレコーダーへ毎週録画予約をした。




ダークホース自担、へその緒を強奪

この時点で私が自担としていたのは松本さん、坂本さん、次点で五関様(暫定)という形で沼の淵にしがみついている状態でした。


「まだA.B.C-Zに出会って2週間の赤ちゃんだから…生まれてないから……」


と、今思えば無駄な足掻きをしていた。

しかし、五関様担はマストバイとされてる「応援屋」に手を出した瞬間、私の暫定という言葉はへその緒と共に五関様もとい黒丸桂馬という恐ろしい男に強奪されてしまった。


まず革ジャンに黒いピタッとしたパンツスタイルでアシメヘアーのビジュアル、そして口が悪くシニカルな天才棋士はズルい。黒丸桂馬ァ……!

劇中のソロダンスや殺陣、そして終盤で高々に歌い上げられるDeliciousな愛……こんなん好きやん……とテレビの前で悲鳴を押し殺しながら見ていた。


応援屋落ちの五関様担の誕生である。


物語も大団円となり、終わりかと思ったその時、株式会社応援屋の新入社員の一人が「社長ーーーー!!」と叫んだ。


「実は僕ら今一番応援したい5人組がいるんですよー!」
「さあみんなで名前を呼びましょうー!」
「「A.B.C-Zーーー!!」」


という掛け声で幕が上がり、ラストのショータイムが始まった。


そこには劇中で着ていた応援屋の黒スーツとは違い、煌びやかな装飾がついた衣装を着た『ジャニーズアイドルのA.B.C-Zの5人が立っていた。


この瞬間涙が止まらなくなった。

さっきまでそれぞれの役としてお芝居をしていた5人が、キラキラのアイドルA.B.C-Zとして歌い踊り、パフォーマンスをしている姿を見て『応援したい』という気持ちが一気に湧き上がった。

(そしてなぜかMoonnight walkerのイントロで雄叫びをあげる戸塚さんを見てもボロ泣きした)





最後に、そして道連れ


そして名実共にすっかりえび箱推しの五関様担になった頃、私の1ヶ月での転がり落ちっぷりを笑って見てた非ジャニオタの友人をうっかりBlack sugarの角で殴ってしまった。
今や私よりクレイジーアクセル吹かしてるけど楽しそうだからオッケー!です!


A.B.C-Zを浴びると脳味噌が多幸感でじゃぶじゃぶになるので、恐らくLOVEという麻薬が作用していると思う。


A.B.C-Zは!!いいぞ!!



そしてデビュー8周年おめでとうございます。
これからA.B.C-Zの5人が描く星の軌跡を観測できるのがとても楽しみです。
(まさかデビュー記念日に全員金髪になるとは。好き。)

自担主演ミュージカルを神席で観た話(TOP HAT)

ジャニオタ歴十数年目にして今後ないと思われる神席を当てた。
ジャニオタといえばはてブロ、はてブロといえばジャニオタ。という定義が私の中であったので、記憶があるうちにここに残したいと思います。


私は去年の秋頃にV6に転げ落ちた毛も生えないド新規マサ担であり、今回のTOP HATが初めての自担ミュージカル鑑賞でした。


1月にファンクラブに加入して、それから数ヶ月後TOPHATの主演が決まり、あれよあれよと言う間にチケットが届きました。

正直FC加入して最初の現場は神席の法則があるという眉唾情報を聞いたことがあった(リア友に連れてってもらったセクゾは生涯に一度あるかないかの神席だった。ありがとう…)ので期待してなかったと言えば嘘になるけど、二度見した。

“一階三列ドセンター”

とりあえずマサ担の端くれとして、少しはまともなガワを被る為に人生初のサロンを予約したのであった───



ミュージカル初心者の私には三列目とはどのくらいのものなのか分からなかったので、年二桁は観劇してる重度のヅカオタの妹に意見を聞くことにしました。

私「チケットが届きまして……これってどんな感じの距離感?」
妹「死ぬで」

とりあえず私は死ぬまでは健康でいようとインフルエンザの予防接種を受けたのだった───



有難くもリア友が東京公演を取ってくれていたので、シアターオーブで初見を迎えました。持つべきものはフットワークの軽いオタク…

こちらもセンターの舞台全体を見渡せる良い席で「えっ、これ充分良い席やん…」と思いながら着席前に予習として三列目まで進んでみる

「これもう最早ステージの上やん??」
深く考えないようにした


〜初見の感想〜

坂本くんの圧倒的な歌の上手さ、スマートな立ち振る舞いの格好良さ…
出て来た瞬間の最大瞬間キラメキを毎秒更新していくミュージカルスターの輝きに
恋をするなら坂本昌行を"頭"だけじゃなく''心"で理解した

恋を擬人化したらジェリートラヴァースになります。

コート掛けのハッティとのダンスにワンズコンのもっと話をのコートとの擬似ダンスが過ったけど、私だけかな…
コート掛けにチューしようとしたりくるくると擬似ペアダンスする流れがめちゃくちゃ好きでした。ここめっちゃディズニーだった。


デイルと出会って恋した瞬間の蕩けきった顔が最高でした。本当にでろでろでしたね。でもわかる、デイルめちゃくちゃかわいいもんな……
「けっこんするぅ♡」のでろでろさすごかったです。
自担が歌って踊って恋する姿を見られて幸せでした。


多部ちゃんは初めてのミュージカルとは思えないくらい歌って踊れててびっくりしたし、なによりめっっちゃくちゃかわいい…顔ちっちゃい…握りこぶしくらいしかなかった…
カラフルで華やかな衣装にも全然負けてなくて完全に着こなしてて私の知ってるドラマでよく見てた「多部ちゃん」じゃなくて「デイル・トレモント」がそこにいた。


ストーリーも面白くてずっと観ていたくなるくらい明るくハッピーで、すごく甘くてふわふわなショートケーキみたいなミュージカルでした。世界観が完全にディズニー。
アンサンブルのレベルも高くて、ダンス知識の無い私から見てもすごかったです。
個人的に屋良くんには功労賞をあげたい〜ノ



そしていよいよ神席観劇当日

初めてサロンできっちりとヘアメイクをしてもらい、最低限の人権を得て挑んだ神席観劇は体感5秒だった。(一幕2秒二幕3秒)
えっ近っ!!って思ってたらすぐ終わってしまってジェットコースターでした。

幕が開いた瞬間
予想以上の近さに椅子に体がめり込んだ。
白いスーツで踊りどんどんセンター前に出てくる坂本くんの近さに思わず友達の手をぎゅうぎゅう握ってしまったけど、向こうもぎゅうぎゅう握ってきたので少し安心した。

マッチの匂いや踊る時の布の擦れる音が直に感じられて実質4DXミュージカル


坂本くんのミュージカルスターのオーラがすごい!!ずっと圧倒されてた。オーラで押されて座席にめり込む。どこにいても主演のオーラがあって、本当に華があった。
これがオーブと梅芸で主演張るスターなんだなと……
でもそんな主演オーラバリバリの人たちがひしめき合ってるのがジャニーズなんだなと思ったら本当に規格外の事務所でこわ……

あと、めちゃくちゃ顔がちっちゃい!!!!
多部ちゃんが顔ちっちゃすぎて普通に見えてたけど、めっちゃくちゃちっちゃかった。足は1京兆メートルありますね。
映像だと時々気になる鼻の穴も全く気にならなかったから写りの問題なんだろうな…(●●)

キスシーンは4回くらいあってほとんど目の前の間近で見たけど、本当にいやらしさのないソフトさで安心して多部ちゃんを任せられます(誰?)
正直多部ちゃんの親戚のおじさんになりたいです。
キスした後口紅が坂本くんの唇に残るようにした方に金一封包みたいんですが、口座知ってる方いらっしゃったら教えてください。


そしてTOP HAT大千秋楽おめでとうございます!
無事に終わってよかったけどもうロスですね…
剛くんの舞台は案の定外れたので次の新曲発売までこの思い出を反芻して生きようと思います。


次ミュージカルのお仕事あったらヒゲおじさんのしっとり色気のある大人の恋とかだと嬉しいです。敬具